19歳ニートら2人組が山小屋で2人殺害で死刑

1946年07月09日 (昭21)
広島県
死者:2人
 長野県北安曇郡の山小屋で、神戸市の無職・斉藤和一(満19歳)と広島市の造船工・香川義春(満24歳)が、就寝中の慈恵医大生4人の頭を木の棒で殴って本科3年生(25)と予科3年生(22)を殺害、2人を3ヶ月と3週間の重傷とし、現金、カメラ、腕時計などを強奪して逃走したが、すぐに逮捕された。
 ぶらぶらと遊んで暮らしていたが、登山マニアの造船工が誘って装備も食料もなしに山に来て、大学生たちの豪華な食料を奪うために最初から皆殺しにするつもりで襲ったもの。昭和22年に最高裁で2人とも死刑確定。昭和23年7.13、死刑執行。
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