実業学校2年(満14~15歳)が老婆を強盗殺人

1946年09月10日 (昭21)
京都府
死者:1人
 東京都立川市で、昭和第一実業学校2年生(16)が隣家の歯科医宅に侵入、歯科医の義母(70)の頭を薪割りで殴って殺害、何食わぬ顔で学校に通っていたが9.29に逮捕された。こずかいを得るために計画を練り、誘い出しとアリバイ作りのために隣家一家を映画に誘い、友だちが来ているからと映画館を抜け出して自宅から凶器を持って隣家を訪れいきなり襲い、凶器の血を洗ってオガクズで指紋を消し、大量の盗品を自宅離れの子供部屋に運んでから映画館に戻ったもの。盗んだライターと煙草入れを知人に売ったために足が付いた。これまでもこの家から11回に渡って1万円を盗んでいたが警察へ届けは出されていなかった。この年の国家公務員大卒初任給540円。
参考文献・三宅修一『捜査課長メモ』
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