18歳が叔父一家11人を毒殺未遂

1951年03月12日 (昭26)
埼玉県
死者:1人
 埼玉県入間郡で夜9時、農業少年(18)が叔父宅の壁に日本刀で穴を開けて殺虫剤のクロールピクリンを注ぎ込んで就寝中の一家5人を毒殺しようとしたが、目鼻喉に異常を感じた5人は家の外に飛び出して無事だった。10時に別の叔父宅の壁に穴を開けてクロールピクリンを注ぎ込んで一家6人を毒殺しようとしたが、こちらも無事だった。2年前に父親が亡くなってから農地交換分合のことで対立して恨み、2.28にニワトリ小屋にクロールピクリンを注ぎ込んでニワトリ12羽を殺し、さらに井戸を壊したり、雨戸を釘付けにして日本刀を突き通すなどの脅迫をたびたび繰り返していた。3.29に逮捕。
 4.1に拘留中の刑務所で舌を噛み切って自殺しようとしたが未遂に終わった。食事も取らず、暴れ回り、4.4に肺炎で死亡。
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