53歳が幼児3人連続誘拐殺人

1952年04月21日 (昭27)
福岡県
死者:3人
 福岡県門司市(現北九州市) で、無職の梶原竹雄(53)が男の子(5)を誘拐して殺害、全裸にして山の中腹の肥溜めに捨てた。5.13に小学2年生の女の子(8)を下校中に誘拐して殺害し全裸にして同じ肥溜めに捨て、5.19に男の子(5)を幼稚園からの帰りに誘拐して殺害し全裸にして傍の穴に捨てた。5.22に死体が発見され、その日に逮捕。
 福岡県嘉穂郡の農家の4男で、30年勤めたセメント工場を年末にクビになる。子供好きで小学3年生の孫や近所の子供たちを異常なまでに可愛がっていた。空手が得意で戦争では素手で中国兵を何人も殴り殺しており、3人も泣き出したのでカッとして顔や頭を何度も殴ったうえに足で喉を踏みつけて殺害していた。最初は精神異常を訴えていたが、最高裁では拷問による冤罪を主張。昭和30年12.26に死刑確定してからも再審請求を出し続けたが、昭和33年4.12に死刑執行。
感想・口コミ
出来事を検索する
検索するキーワード 表示結果
検索期間
日 ~
エリア
死者数
ジャンル指定