19歳ら兄弟が主人一家4人皆殺し

1952年12月17日 (昭27)
大阪府
死者:1人
 大阪府大阪市住吉区の銭湯で、住み込み従業員(19)とその兄(22)の2人が早朝5時に、就寝中の女主人(30)とその愛人男性(22)、女主人の妹(24)とその長女(1)を斧でめった打ちにして惨殺、9千円と預金通帳を盗んで逃走したが預金は9百円しか入っておらず、すぐに金を使い果たし、弟は19日に実家の石川県七尾市で捕まり、兄は21日に訪ねた東京都港区の長兄宅で逮捕された。兄もこの風呂屋で住み込みの釜炊きをしていたが、怠け癖から12.10にクビとなってぶらぶらして金に困り、女主人が家を売って20万円を所持していることを知って殺害して強奪することを計画、弟に斧を用意させ見張りをさせて実行したもの。一審で兄は死刑、弟も共同正犯で無期となったが、弟は直接殺害はしていないため二審で懲役15年となった。この年の大卒銀行員初任給5,600円。
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