病気を悲観して無差別殺人

1953年09月17日 (昭28)
京都府
死者:1人
 岐阜県岐阜市で、男がタクシーを強奪して自転車に乗っていた男性(29,23,45)3人を次々撥ねて1人を意識不明の重体、2人を2週間と1週間の傷害を負わせて車を捨てて逃走、カルモチンで自殺を図ったが死に切れずに逮捕された。「三回の喀血をした。酒を飲まずにはおれなかった。唯物論と唯心論のギャップに入り、私は最後に罪を犯して死ぬ。無縁仏となるので住所氏名は云えぬ」という遺書を所持しており、東京都墨田区の32歳で結核療養所に入っていたと自供したが、該当者がなく身元不明。前日に泊った旅館の代金を踏み倒して、旅館の浴衣姿のままだった。病気がかなり進行しており、悲観して無差別殺人を謀ったもの。
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