母親が赤ちゃん殺害して狂言誘拐

1954年09月01日 (昭29)
京都府
死者:1人
 東京都府中市の大学助手(33)の長女(生後3ヶ月)が誘拐されて、川に捨てたという犯人からの手紙が2通届き、7日に水死体が発見されたが、手紙の筆蹟が母親(25)のものであったため追及されて、離婚するため邪魔な娘を殺して誘拐を装ったことを12日に自供した。紡績会社工場長の末っ子で、厳格な家庭の箱入り娘。「育児疲れと、実家と夫の不仲のため心身耗弱による発作的犯行」として懲役3年、執行猶予4年。
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