横道へ行く?「郵便友の会」 男女生徒で待ち合わせも 川越女子高の職員会議 設置を無期延期

1955年02月12日 (昭30)
国内は無論、万国のお友達と文通してお互いに人格、教養の高揚を図り、友情を深めて世界の平和、社会愛の運動に貢献する目的で発展している郵政省肝入りの「郵便友の会」が、一部はき違えた考えから横道にそれた傾向があるとたまたま設置を許可するかどうかで開かれた県立川越女子高職員会議で問題となり設置反対職員もあって結局無期延期となり、今後のあり方に話題をなげかけている
郵便友の会は二十四年名古屋東海高校に誕生、その後郵政省でもこれを後援し、学校、学級単位にグループを作ってお互いグループ宛に郷土の頼りなどを盛った手紙のやりとりを行い、世界のお友達ともこの会を通じて楽しい国がら、風俗、産物などの紹介から時にはめずらしいヤシの実なども送られてくるほどなごやかに発展してきた、ところが最近は個人名簿によって直接個人でやり取りを行い、これがこうじて何時どこで待っているからという男女生徒間の待合せまでに発展していることもあるという、こうした事実を一父兄から耳にしたため女子高では結局無期延期ということになったもの
増田川越郵便局郵便課長談「お互いに手紙を通じて美しい友情を生きるのが建前となっているので一人でもこうした悪用者が出ると何十万の人が困る」
女子高某教官談「実情をよく調べてから考えるが今のところ父兄からの批判もあり無期延期しました」
吉崎女子高PTA会長談「精神をはき違えてはこまる、よく考えて設置するかどうかを進言したい」
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