18歳ニートが無理心中未遂

1955年03月22日 (昭30)
京都府
 東京都北区の旅館で、無職(18)が女中(29)の首を絞めて意識不明とし、自分もカルモチン百錠を飲んで自殺を謀ったが、従業員に発見されてふたりとも命を取り留めた。大手商社社員だった父親は7年前に病死したが、新聞社員、医者、早大生などの兄がいる横浜市の裕福な家庭の五男。3.15に同居している姉の夫の金9万円を盗んで家出、その日のうちに新聞広告で見た結婚相談所で女性(21)を紹介してもらい、2日間デートして結婚を申し込み、3.22に王子駅で待ち合わせる約束をしたがこなかったため自殺を決意、女性の代わりに女中を道連れにしようとしたもの。私立高校1年生の時に電車内でアドルムを多量に飲んで自殺を謀ったが発見されて命を取り留めている。それ以前から学校には行かずに家の金を持ち出して映画などを見てぶらぶら遊んでいた。この年の大卒銀行員初任給5,600円。少年院送致。
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