18歳が母と妹殺害

1955年04月20日 (昭30)
山形
死者:1人
 山形県最上郡の自宅で、無職の長男(18)が母親の首を手で絞めて殺害、息を吹き返すといけないので手拭いでさらに絞めて死体を押入に隠した。妹(9)が帰宅すると一緒に夕食を食べ、九時過ぎにお菓子を買ってやろうと連れ出して神社で絞殺、死体を持って帰ってふとんに押し込んだ。遺書六通を書いて首つり自殺を図ったが縄が切れ、小刀で頸動脈を切ったが傷が浅くて死に切れず、翌日列車に飛び込もうとしたが気後れしてできずに駐在所に自首した。父親は七年前に刑務所で病死、少年も三年前に胃腸障害になって働けず、母親の日雇いと生活補助、医療扶助で貧しい生活。これ以上よそに迷惑はかけたくないと云っていた。学校の成績は普通でおとなしい性格だった。
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