大学生ら6人が遭難したといたずら

1955年08月12日 (昭30)
三重県
 富山県下新川郡の黒部渓谷で、立教大2年生(19)、三重大1年生(19)、早稲田大2年生(20)、短大生(19)ら岐阜市の男女6人が「遭難した」と書いた紙をウィスキービンに入れて黒部川に流し、拾った人が警察に届けたため大騒ぎになったが、翌日無事に下山した。酔っぱらっていたずらしたもの。
岐阜県教育長・談「小学生ならいざ知らず、最高学府の学生としてのイタズラにしては悪質であり、現在の教育が学問と教養の点においてチグハグになっている証左だ」
岐阜医大父兄会長・談「近頃の親たちは子供の要求するままに小遣いを与える傾向がある。これが子供たちを過度の遊びにふれる悪いくせを与える。こんどの問題でも学生たちの計画どおりの予算で、大きな余裕さえなかったならば山でウイスキーを飲み、バカ騒ぎをする…ことはなかったろう」
(談話は岐阜タイムス・引用)
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