16歳がニートの兄を殺害

1958年10月13日 (昭33)
京都府
死者:1人
 東京都荒川区の自宅で、三男(16)が長男(27)の後頭部を木槌で三回殴って殺害した。長男は家業のセルロイド玩具加工を手伝っていたが怠け者で働かず、たびたび家の金品を持ち出しては遊び歩いており、父親に乱暴を働いていた。この日も小遣いをせびって断られると父親を殴って窓ガラスを割って暴れ、「こんな家は焼き払ってしまえば気持がさっばりする」などと云ったので、カッとしたもの。三男は中卒後に家業を手伝い、まじめな性格だった。中等少年院に送致。
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