喫煙と少年犯罪 読売新聞引用

1959年02月08日 (昭34)
群馬県
 たばこ吸いたさに強盗や窃盗を働く少年が最近目立っていると警察庁がその実態をまとめた。喫煙が動機となった主な事例をあげると、
▽小学4年生のとき不良少年に喫煙を教えられた15歳の少年は、小遣い銭欲しさに海軍ナイフで脅し5000円を強奪(群馬県)
▽高校2年生が小銭をためていた老人を薪割りで殴り現金9000円を奪う(中部地方)
▽関東地方のある中学校では、2年生28人のうち26人が喫煙、1人10円づつ出し合ってたばこを購入、吸いがらを校舎の節穴にいれるうち校舎一棟を全焼した。少年たちは喫煙することが「大人への完成」のシンボルと考え、この傾向が年々激増している。昨年補導された少年70万人のうち、約半数が喫煙常習者だという。
(読売新聞2・8)
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