17歳がケンカでピストル射殺

1959年11月17日 (昭34)
福岡県
死者:1人
 福岡県山田市の路上で、少年(17)が男性(32)と肩がぶつかったことでケンカとなり、所持していたピストルで頭と胸を撃って殺害、すぐに自首した。少年の兄の炭鉱採掘会社社長(34)は昭和33年5.1に配下の炭坑夫(29)のケンカ騒ぎを叱ったことでピストルで射殺されており、犯人の兄であり、この炭鉱採掘会社の幹部だった男性への報復かと思われたが、結局たんなるケンカ殺人として懲役5~8年の不定期刑となった。
 なお、兄の炭鉱会社社長も昭和24年2.20に殺人を犯して刑務所に入った乱暴者で、また、今回の被害者男性は弟の裁判費用などで山田市会議員に金を借りた上に脅したことで恨まれ、義理の弟が昭和33年12.28に市会議員にめった切りにされて殺害されている。この義理の弟も同じ炭鉱会社幹部で昭和26年に殺人を犯しており、関係者一同が血にまみれていた。
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