「保護に執着すると法軽視の恐れ」――少年犯罪で法相発言 読売新聞引用

1960年06月24日 (昭35)
 井野法相は6月24日、全国少年係検事会で近年増加の一途にある少年犯罪に関する次のような訓辞を行なった。「ここ2、3年来、少年犯罪は数的に増加し、質的にも粗暴化、凶悪化、集団化の傾向を示している。この対策として保護、治療の理念を尊重すべきは当然だが、これにとらわれすぎると、犯罪少年に罪の意識を失わしめ法を軽べつ視する風潮を招く恐れがある。少年検察は、犯罪少年が自己の行動について責任を自覚するように運営すべきである。また青少年は、環境の影響を受けやすいから、暴力、汚職はもとより一切の道徳的退廃を追放し、環境の浄化、改善をはかるために検察の寄与すべき分野は少なくない」
(読売新聞6・24夕刊)
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