16歳が強盗殺人2件

1961年01月16日 (昭36)
京都府
死者:1人
 千葉県千葉市の民家に工員(16)が押し入り、主婦(59)の首をナイフで刺して殺害、長男の妻(20)を重体にして現金2万6千円を強奪して逃走。
 20日に東京都港区のアパートのOL(30)部屋に強盗に入り、妻子ある愛人の会社員(52)の首を絞め7カ所を庖丁で刺して殺害、金を奪った。すぐに他の家に押し入り「人を殺した。電話を貸せ」と脅し、「今四人殺してきた、今度はお前の番だ。覚悟してろよ」と勤め先の社長に電話し、社長宅に押し掛けようとしているところを捕まった。
 千葉の中学を中退して北区のボール箱製造工場に住み込みで働いていたが、社長の長男とケンカして飛び出していた。乱暴な性格でナイフでケンカを繰り返し、社長の長男のアパートに放火、レイプも犯しており、「死刑に相当する残虐な犯行だが、てんかんの発作で軽い心神耗弱状態だった」と東京地裁は懲役15年の判決を出した。
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