25歳が死刑になるため幼児誘拐殺人

1961年02月20日 (昭36)
大阪府
死者:1人
 大阪府大阪市釜ヶ崎の簡易旅館で、日雇い人夫(25)が小学2年生の男の子(8)の首を布で絞めて殺害、翌日自首した。中卒で働く意欲がないため長続きせず職を転々、友人もなく、劣等感から数回自殺を図ったが死に切れず、「人を殺せば死刑になると思い、殺しやすい子供をねらった」と自供。2.8に神戸市で中学生(15)を誘って大阪で三泊、殺そうとして怖くなってやめた。2.19に神戸市の路上でたまたま見かけた小二を誘い、深夜に殺して朝五時まで死体の側で座っていたが京都に行って神戸市の弟に「子供を殺した。母親に顔向けできない」と速達を出し、大阪に戻って深夜二時に警察署に自首したもの。
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