19歳ら兄弟が異父兄を殺害

1929年07月27日 (昭4)
奈良県
死者:1人
奈良県磯城郡の自宅で、次男(26)と三男(19)が長男(31)を殺害した。母親は長男を産んだ後に夫と死に別れ、夫の弟と結婚して次男など6人の子を産んだ。新しい夫も亡くなり家長となっていた長男夫婦は母親と折り合いが悪くないがしろにするため、母親は指物職となって別家を構えていた次男にこれ以上長男と同居することはできないと訴えたので、怒った次男は長男夫婦を家から追い出し抵抗するなら殺してしまおうとナイフと目潰しの鉄粉を持って乗り込み、長男と取っ組み合いとなり、三男が長男の首を絞めて動けなくし、次男がナイフでめった刺しにしたもの。

 陪審員が次男は殺人、三男は傷害致死と答申をして、事情を考慮したため次男は懲役6年、三男は執行猶予となった。
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