高1ら裕福な4人組がピストル強盗

1961年10月22日 (昭36)
京都府
 東京都の私立高校1年生(16)がリーダーの少年4人組が、ピストルを使って強盗2件、恐喝8件を繰り返し、高1と私立商業高校3年生(18)、店員(18)の3人が少年院送致、私立定時制高校2年生(17)が自宅での保護観察処分になった。
 高1が友人からリボルバー拳銃を借り、高3が自家用車を運転して犯行を重ね、未遂も多かった。金を奪う際、被害者の住所、氏名を確認し、「警察に届けたら家に押しかけて殺す」と脅していたため、被害届がまったく出ていなかった。
 4人とも裕福な家庭で、高1の父親は大企業の重役。大卒初任給15,690円の時代に毎月6万円の小遣いをもらって赤坂や銀座を遊び歩き、親は放任だった。「スリルがあって面白かった」と罪悪感はまったくない。
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