昭和36年ふえる家出少年、目立つ小・中学生 青少年非行・犯罪史資料引用

1961年01月?(詳細日付不明) (昭36)
東京都
 警視庁少年課の調べによると、昨年保護された家出人は少年が15300人、成人が3089人。同庁が受けた家出人捜索願は少年6058人、成人6981人で、半数が保護者からの捜索願が出ておらず、この傾向は年齢が低くなるにつれ高くなっている。
 家出人の出身地は、東京の7377人が最高で次いで茨城。ほとんど全国各県に及んでいる。職業・学校別では小・中学生が3204人と一番多く、工員1828人、店員1714人、高校生971人。原因別では職を求めてが6770人で断然多く、以下家庭のトラブルから、病身を苦にしてなど。依然として悪の道へ転落するケースが多い。
(青少年非行・犯罪史資料2 刊々堂出版社 215P)
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