19歳が母親に乱暴して無罪判決

1962年05月07日 (昭37)
神奈川県
 神奈川県横浜市の自宅で、昨年に少年(19)が母親に暴行、止めに入った巡査(26)のピストルを奪おうと乱暴したことで暴行と公務執行妨害で起訴されたが、この日に無罪判決が出た。
 「『法律は家庭に入らず』という言葉もある。家庭内の平和や共同生活に危険が無く、また、社会的にみても家庭内の出来事として無視しても差支えない程度のものは、処罰しないのが刑法の精神」というのが横浜地裁の判断(求刑は10月)。これを受けて横浜地検では「やたらに母親が殴られてはたまらない」と控訴する方針。
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