高3がタクシー運転手を刺殺

1964年05月04日 (昭39)
山口県
死者:1人
 大阪府大阪市で、府立高校3年生(17)が、タクシーに乗って登山ナイフで運転手(38)の頭と首を20回めった刺しにして殺害、死体をトランクに入れて乗り回した後、自宅近くに乗り捨て、「どうか天国にいけますように」という遺書を残して家出した。8日に和歌山県白浜海岸で自殺しようとしたが釣り人がいたため中止。学生服とズック靴を残し、自殺したものと見せかけて失踪。11日に山口県山口市のパチンコ店に住み込みで働いていたところを逮捕された。
 「運転手殺しをやってみたらどうかなと、かなり前から考えていた。ただサラリーマンになって漠然と生きていても、人間としての意味がないので何か思い切ったことをやりたかった」と自供。2.12には大阪府河内長野市でタクシー運転手(29)を鉄棒で殴って重傷を負わせ、5千円を奪っていた。名門校の生徒で、成績が下がってむしゃくしゃしていたための犯行。大阪地裁は懲役15年の判決。
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