25歳ニートが金欲しさに父親殺人

1965年04月09日 (昭40)
京都府
死者:1人
 東京都千代田区の自宅で、3男(25)が父親(58)を殺害、逃走したが4.25に自首した。
 父親の倉地武雄は元朝日新聞記者で、言論時代社を設立し政界暴露新聞「マスコミ」で影響力を持ち、ダム汚職の証人として国会喚問されたばかりだった。
 3男は成績優秀な兄弟で1人だけ劣等生で大学受験に失敗してからグレて、父親は自分の後継にしようとしたが働かずに会社の金を持ち出しスポーツカーを乗り回して女と遊び歩いてぶらぶらしていた。金欲しさに父親をアイスピックでメッタ刺しにして現金20万円を強奪、豪遊していた。死刑が求刑されたが、東京地裁はコーヒーの飲み過ぎによる刺激性不安状態にあったとして無期懲役判決。
 映画『金環蝕』はこの事件をモデルとしている。
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