女子中学生による暴行脅迫事件

1965年08月15日 (昭40)
福岡県
 少女ら4名(中学3年生14才3名、15才1名)は昭和40年8月15日同窓会の打合せのとき、被害者(同じ中学校の生徒で15才の少女)が「あの人たちは4人いないとけんかしきらん。」といったことを根に持ち、8月21日午前10時ごろ、通行中の被害者を呼びとめて「悪口をいった。」と因縁をつけて、同女の顔面ならびに腹部をなぐるけるの暴行を加え、さらに出刃包丁をつきつけて、「殺すぐらいわけないよ。」と脅迫した。少女らは窃盗グループで26回にわたり万引をしていたことも判明した。
 少女らの家庭はいずれも中流以下で、監護についての関心は薄かった。4各のうち2名は窃盗の非行歴があり、少女らの家が商店街に近いこどから、学校帰りに商店街を遊び歩くうちに万引きをするようになり、しだいに非行グループ化し、学校でも女子生徒間のボス的存在となっていた。(福岡県) 警察庁「昭和40年の犯罪」引用。
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