有職少年3名による強姦事件

1965年09月11日 (昭40)
大分県
 大分県の田舎で大工見習をしている少年3名(18才2名、17才1名)は昭和40年9月11日午前1時30分ごろ、バーのホステス(23才)の家に至り、同ホステスの父親(盲目)のいる前で、同女を押えつけ姦いんしようとしたが、父親が再三大声でどなるので、約200メートル離れた土建業者の事務所まで同女を無理矢理連れ出し、3名が交互に姦いんし、その際、全治3日問の傷害を与えた。
 少年らのうちAおよびB(ともに18才)の2少年は同年7月上旬ごろにも17才の女性を屋外で強姦していたが、被害者が警察に届出ないのに味をしめて、C少年を誘って、再び同種犯罪を重ねたものである。少年たちの供述によれば、低俗な映画や出版物から強い刺激をうけ、平素からわい談をしたり、強姦のチャンスを狙うなど、性への異常な関心を示していたようであった。なおA、B両少年には両親健在であるがC少年は母子家庭であり、経済的にはいずれも中流であった。ただし、保護者の監護態度は放任的であった。(大分県) 警察庁「昭和40年の犯罪」引用。
感想・口コミ
出来事を検索する
検索するキーワード 表示結果
検索期間
日 ~
エリア
死者数
ジャンル指定