昭和40年(1965)思慕する女性の寝姿をみようと侵入して傷害を与えた事案

1965年01月01日 (昭40)
兵庫県
 山間の平和な町で、一見問題性がないと思われるA県立高校生(17才)が平素から思慕する女性(24才)の寝姿を見ようと、深夜女の自宅に侵入したが、家人に発見されたため自制心を失ない、所携の出刃包丁をもって、同女および両親の3人に対して切りつけ、それぞれ頭部、顔、腕、背中などに全治20日から1ヶ月問の刺切創の重傷を与えた。
 少年の家庭は実父母と妹の4人暮しで生活は中流である。性格は明朗で素直であったようであるが、少年が10才のとき幼い妹を子守中に過って落し、それが原因で死亡したこと、また次の妹の手足を熱湯で火傷させるなどの過失事故を起し、母から「お前も一緒に殺してやる。」など厳しく叱られたことがあった。鑑別の結果によると家族との情緒的結びつきの必要性がとりあげられている。知能指数は110であるがものの考え方がかなり独断的で独りよがりなところがあった。中学2年ごろから自慰行為を覚え、学業成績も低下していた。(兵庫県) 警察庁「昭和40年の犯罪」引用。
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