暴力団加盟の少年による集団脅迫事件

1966年02月05日 (昭41)
北海道
 暴力団(的屋)に加盟するO少年ら4名(18歳~19歳)は成人構成員と共謀のうえ、昭和41年2月5日午後10時30分頃喫茶店内で、前に少年等の兄貴分にあたるK少年が木刀で脅迫したときの被害者T(31歳)等に対し「兄貴はお前らのため警察に捕まったのだから警察へ示談書を持って行け、そうでなければおれらのネタ(あいくち)が黙っていないぞ。」と申向け、被害者らをとりかこんで危害を加えるような気勢を示して脅迫した。
 少年等はいずれも中学校在学当時から窃盗、暴行などの非行を犯すなど素行が悪く、卒業後も家庭でぶらぶらするうち市内の暴力団に加盟し、夏は各地の祭礼等で露店商に従事しているもので、少年等の保護者はいずれもわが子ながらどうにもならないと全く放任していた。(北海道) 警察庁「少年非行の実態」引用。
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