有害図書や職場でのわい談に誘発された強姦致傷事件

1966年09月04日 (昭41)
長野県
 県内のA会社に工員として勤めているK少年(18歳)は、有害雑誌を読んだことから性に対する異常な関心を持ち、さらに職場での先輩たちのわい談に刺激されて自分も実際にやってみようと考え、昭和41年9月4日の白昼、自転車で通行中の女子中学生を林道で待ちぶせて桑畑内に引きずり込み、泣き叫ぶ被害者の首を締める等の暴行を加え、強いて姦淫した。少年は、中学2年生のころ父の部屋にあった「夫婦生活」、「結婚の医学」等の雑誌を見て性に対する異常な関心を持ち、小学生の少女2、3名にいたずらして捕導されたことがあり、中学卒集後工員として就職したが職場内でおとなたちのわい談に刺激され、さらに自分でも「平凡パンチ」、「週刊明星」、「週刊実話」等を求めヌ一ド写真等を見ているろちに、その欲望を押えきれず、このようた結果を招いたものと思われる。(長野) 警察庁「少年非行の実態」引用。
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