17歳2人が列車転覆とビル爆破を図る

1967年07月13日 (昭42)
高知県
 千葉県君津郡の国鉄房総西線の線路上2ヶ所で夜の11時、労務者2人(共に17)が爆弾を爆発させた。高知県出身で、1ヶ月前から千葉県勝浦市の工事現場で働いていたが、帰郷を決意。その際、世間が驚くようなことをやりたいと思い、爆薬を盗んでビル爆破をたくらむも火が消えて失敗。その日の夜に列車を転覆させて金品をせしめようとしたが、列車通過後の爆発で失敗した。
 爆破計画はたまたまテレビドラマのロケを見て思いついたもの。気は小さく、犯行自供後に「もう刑務所から一生出られないだろうか」と言って泣き崩れた。2人とも家庭環境が悪く、窃盗などで補導歴がある。
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