嫁(満19~20歳)が姑殺害

1932年01月31日 (昭7)
愛知県
死者:1人
愛知県宝飯郡で、農家の嫁(21)が姑(68)を山に連れ出して絞殺、2.2に半狂乱になって帰宅、2.5に死体が発見されて逮捕、2.7に留置所で首吊り自殺した。夫はこれまで3人も嫁を迎えていたが、姑との仲がうまくいかずに次々離婚し、犯人は4人目の嫁だった。殺害したあとに精神異常となったらしく、「婆の生き血は吸ってやったがまだまだいけぬぞ、今度は嫁のみきを殺してやるのだ」と自分を殺すと云っていた。中流家庭の娘で女学校を優秀な成績で卒業、嫁ぎ先も裕福で殺害現場の山もこの農家の所有しているものだった。
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