玩具ピストル柳刃包丁を使用した強盗致傷事件

1969年04月08日 (昭44)
静岡県
 被疑少年K(19歳)は、素行不良により、いずれの勤務先も永続きせず、無職放浪中金銭に窮したことから、事情の知ったかつての勤務先の附近で強盗をすることを企図し、昭和44年4月8日午後6時10分頃、焼津市の養鰻業A(55歳)方に押し入り、同人妻(43歳)の脇腹に玩具ピストルを突きつけ、左手で柳刃包丁を示して脅迫し、A夫婦が差し出した5万円余の現金には手もふれず「もっとあるはずだ、50万円出せ」、「家族を外に出すな、命が惜しいならみんなをここに集めろ」等と脅迫、110番によって急行した警察官によって逮捕され未遂に終わったが、その際警察官に対し、玩具ピストルを構え「近づくと撃つぞ」と虚勢を示し逃走しようとして被害者ともみ合い同人に全治1週間の切創を与えた。(44.4.8検挙、静岡) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。
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