保護観察中の少年による強姦殺人事件

1969年09月03日 (昭44)
宮城
死者:1人
 被疑少年S(19歳)は、小学生(11歳)を強姦しようとして傷害を与えた非行により保護観察中であつたが、その後もエロ本やエロ映画等を観ているうちに再び強姦を企て、前回非行の際、被害者に顔を見られ、そのまま帰したために検挙されたことから、今回は刃物で刺し殺せば安全だと考え、あらかじめ「切出しナイフ」を購入し、昭和44年9月1日午後7時15分頃、亘理郡山元町で通勤帰りのS女(20歳)を背後から5.6回突き刺し、さらに顔面、頸部を突き刺したうえ、道路脇の水田に引きずり込み、着衣をナイフで引き裂き、全裸にして姦淫して殺害した。(44.9.3検挙、宮城) 警察庁「少年の補導及び保護の概況」引用。
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