中4(満19~20歳)が学校で殺人未遂

1932年06月27日 (昭7)
東京都
死者:1人
東京府北豊島郡(現板橋区)の中学校校庭で、4年生(21)が5年生(18)の左胸をナイフで刺して重体とし、もう1人の5年生(18)にもケガを負わせた。去年転校してきた4年生は柔道初段のため上級生に生意気な態度を取り、5年生柔道部員10数人で殴ったのでカッとしたもの。学校は生徒達に箝口令を敷いて警察にも届けなかったたが、翌日、警察が激怒して取り調べ。

板橋署長談「学校内に惹起した事件について校長に監督権はあるが入院を必要とするような重傷者を出した事件を何等報告せずにいることは実に不都合である。前途ある少年等のことであるから傷害罪で問題を大きくする意志は絶対にないがかかる機会に学校内の腐敗が革正されるならよろしく事件を明瞭にして反省をうながしたい」(談話は東京日日新聞6.29引用)
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