小6が同級生を失明させる

1970年10月03日 (昭45)
愛媛県
 愛媛県八幡浜市の小学校で、6年生(11)が放課後の運動会準備作業中に投げた石灰の塊が同級生(11)の目に当たって失明させた。被害者の両親は、加害者の親と、監督責任があった校長と担任教師に対して、合計293万円の損害賠償訴訟を起こした。松山地裁は作業終了後の出来事で、加害者はテントを張る係でライン引きには関係ないのに勝手に石灰をいじっていたと校長と担任教師には責任無しとして、加害者の親に252万円の支払い判決。農業を営んでいる加害者の親は、責任は学校にあって自分にはないと上告したが、二審も学校の責任は認めず賠償額を346万円とした。加害者の親はさらに上告したが、最高裁は棄却して確定した。
加害者の親・談「職権で子供に仕事をさせておいて、しかも子供たちが手を洗う前の解散していない間の出来事で学校に責任がないというのはおかしい。弁護士と相談してみたい」(談話は愛媛新聞昭和52年6月引用)
感想・口コミ
出来事を検索する
検索するキーワード 表示結果
検索期間
日 ~
エリア
死者数
ジャンル指定