45歳(満43~44歳)が死刑になるため幼児ら4人無差別殺人

1934年06月25日 (昭9)
岐阜県
死者:4人
岐阜県不破郡の路上で午後2時、無職の若林僊二(45)が1.5キロに渡って通行中の子供ら11人を次々棍棒で殴り付けて、女の子(6)、男の子(8)、女の子(9)、男性(50)の4人殺害、女の子(3)と男の子(13)2人を重体、5人を重傷として、すぐに逮捕された。

 神奈川県高座郡生まれで、20年前に砲兵隊を除隊後に民家に侵入して主婦をレイプしようとして2円を奪ってから警察に追われる妄想に取り憑かれ、庭師の仕事を手伝っていた兄の元から5年前に家出して山中で剣の修行を積んで全国を放浪、ルンペン生活をしていた。前日に挙動不審で警察に連行されており、警察への復讐のため無抵抗な子供を殺して死刑になろうとしたと自供。取り調べには平然と答えて、新聞カメラマンには犯行に使った棍棒を正眼に構えてポーズを取って笑顔を見せた。小学生のときは成績もよく、大人しい性格だった。岐阜地裁は求刑通り無期判決。
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