17歳(満15~16歳)ら7人の少年血盟団事件

1934年12月05日 (昭9)
静岡県
静岡県清水市興津の西園寺公望邸宅の座漁荘で、東京市荒川区からやって来て執拗に面会を求めた軍需品工場工員(17)を警備の警官が取り押さえたが、短刀と斬奸状を所持していた。「輿国東京神命党」の党首で、血盟団や五・一五事件に共鳴、昭和維新のため政財界首脳を一人一殺で暗殺する計画が発覚し、17,8歳の少年ばかり7人が殺人予備罪で起訴された。

 東京の小学校時代の友人たちで党を結成、10月に群馬県の大演習に出席する要人を暗殺しようとするが警備が厳しいため諦め、政友会総裁を狙って駅で三度も試みたが失敗、資金稼ぎのため質屋や銀行、郵便局襲撃をやろうとして失敗、路上強盗もことごとく失敗した。いよいよ追い詰められ12.3に互いの血を啜り誓い合い、西園寺(満84歳)、牧野伸顕(満73歳)、三菱財閥の木村久壽彌太(満69歳)などを標的に決起したが党首の失敗で未然に終わった。

 全員が小卒で働いていた。斬奸状は大久保利通を暗殺した島田一郎のものを手本に自ら書いていた。
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