中3が父親殺害して仲間と相談

1977年05月27日 (昭52)
兵庫県
死者:1人
 兵庫県神戸市の自宅で、中学3年生(14)が父親(43)を殺害した。煙草をくわえながら女友達と電話中に父親が「また煙草を吸ってる」と殴った。カッとした中3生は「ちょっと待ってくれ」と電話で告げてから台所の庖丁で父親を刺し「いま親父を殺してやった」と言ったが相手が信じないので電話で父親のうめき声を聞かせた。それから風呂場に連れて行って心臓を刺して殺害、死体を寝袋に入れた。
 女友達を含めた同級生の仲間8人(男3人、女5人)に連絡を取り集合して死体を前に相談をした。皆は自首をすすめたが、「自首をするなら死ぬ」と言ったため警察には連絡せずに翌朝全員が学校に登校、中3生は「父親がいなくなった」と教師に言い、2人で自宅に向かっている途中に警官を見て山に逃走した。腹を空かして女友達に電話で食料を頼んで取りに行こうとして逮捕された。
 父親は10年前に離婚、母親がいないのでとくに躾には厳しくしていた。「父親は釣りなどで遊んでいるのにボクのしつけにはうるさく身勝手だ。就職したかったのに高校に行けと言われた」と自供。仲間は血まみれの死体を見ても平然としていた。
 7.12には東京都新宿区で4浪の長男(23)が「東大なんて生意気」と言った東京母親大会連絡会事務局長の母親を殴り殺している。
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