松本高校生330人が旅館で暴動

1935年05月16日 (昭10)
長野県
長野県南安曇郡の中房温泉旅館で深夜、松本高校1~3年生330人が酒を飲んでストームと称して騒ぎ、窓ガラスを何枚も割り、障子をすべて壊して池に放り込み、廊下は何カ所も踏み抜いて穴を開け、コイを殺して食べ、女中をフトン蒸しにしてその上で飛び跳ねたりして暴れた。毎年恒例の駅伝大会が中止されて一泊旅行に変更されたため反発したもの。十数人が電源を切って暗闇にしてから引率の校長に鉄拳を加えようとしたが、柔道教師に阻まれてできなかった。ほとんどの生徒が旅館の下駄も盗んで履いて帰り、学校は旅館に莫大な損害賠償を払ったが、ひとりも処分されなかった。

『あんそろじい旧制高校  第3巻』の教師の手記と、原遥平『バッキャロー―裸の教師蛭さんの奮闘記』による。
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