昭和52年(1977)暴走族についての警察の分析

1977年01月?(詳細日付不明) (昭52)
 少年を主体とした暴走族によるグループ間の対立抗争事件、警察施設に対する投石等の事件が多発し、暴走族グループの粗暴化が目立った。

 暴走族少年に対する蒲導状況をみると、第24表のとおり、昭和52年に刑法犯及び特別法犯によって蒲導された少年は4,051人で、前年に比べ1,175人(40.9%)増加した。罪種別にみると、強盗、強姦等の凶悪犯は減少したが、グループ間の対立抗争事件が69件と、前年に比べ33件も増加したこと、それに伴い凶器準備集合、暴力行為、傷害等粗暴犯罪が著しく増加し暴走族の粗暴化が目立った。

警察庁「少年の補導及び保護の概況」昭和52年版引用。
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