15歳(満13~14歳)女子が幼女を誘拐殺人

1935年09月04日 (昭10)
東京都
死者:1人
東京市中野区の漬物店で、子守女(15)が主人の長女(5)を連れて失踪し、9.12に空腹で草むらに倒れている子守女が捕まり、自供から長女の腐乱遺体が発見された。

 三鷹の実家や井の頭公園などを紙芝居や火事を見物しながら連れ歩いたが、9.6に長女が歩けなくなり、杉並区の荻窪駅近くで背負い紐で絞殺して遺棄、大規模な捜索網にもかかわらずその後も死体の近くを6日間も放浪していたもの。

 3月にこの家に雇われたが以前の奉公先からもたびたび家出しており、嘘つきで、背負ったまま土手から転げ落ちて死んだと言っていた。反省もなく明るくけろりとしている。10.11に殺人と死体遺棄で送局。
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