小5ら3人が梅川事件最中の銀行へ脅迫電話

1979年01月27日 (昭54)
和歌山県
 和歌山県田辺市で、小学5年生3人が、梅川昭美(30)が人質を取って立て籠もっていた大阪市の三菱銀行北畠支店へ「5000万円出せ」と脅迫電話を何度もかけ、3.7に発覚した。放課後にひとりの家に小学生8人が集まって事件2日目の生中継をテレビで見ていたが、相談して電話をしてみることになり、番号案内で番号を訊いてから2人が近所の公衆電話まで行って「おい、元気か。5000万円を用意しろ」と2回電話をかけて、応対に出た人質の女性行員を脅した。テレビを見ていたが電話のことを云わないので、10分後に別の3人が公衆電話に行って1人が「5000万円を用意しろ」と人質の女性行員を脅したもの。
 梅川は1.26に猟銃を撃って「殺すぞ、5000万円出せ」と要求しており、逃げられなくなったので4人を射殺して籠城していた。現場の銀行へはほかにも数多くの電話が事件最中にかけられており、そのほとんどは人質への励ましだった。
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