昭和54年(1979)有害環境の警察の分析

1979年01月?(詳細日付不明) (昭54)
 最近における社会環境は、現代の営利追求主義や享楽的な社会風潮を反映して、少年に対し薯しく性白感情を刺激し、又は残虐性を助長するおそれのある出版物、映画、広告物、テレピ番組等が日立ち、また少年の転落や非行化の温床となりやすいスナックやサパークラブ等の深夜飲食店営業が増加するなど誠に優慮すべきものがある。この傾向は、いまや都市部といわず地方の住宅街、長村地帯まで進出してきているのが現状である。こうした少年を取り巻く環境の悪化は、心身共に未成熟な少年に対して、直接、間接に有害な影響を与え、少年非行の誘因となるばかりでなく、国の将来を担う少年の健全育成を阻害する要因となっており、現にこれら有害環境に影響を受けたと思われる非行事例が跡を絶たない状況にある。

警察庁「少年の補導及び保護の概況」昭和54年版引用。
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