15歳(満13~14歳)が主人一家ら3人殺害

1937年06月20日 (昭12)
三重県
死者:1人
東京市荒川区三河島町の砂糖商宅で、雇い人(15)が深夜1時に同じ部屋で寝ていた同僚(15)の手足を縛って首に紐を三重に巻いて絞殺、金庫の金を盗もうするところを主人の妻(33)に発見されたため顔や頭を氷砂糖を割るカナヅチで殴って殺害、傍で寝ていた三女(2)を手ぬぐいで絞殺、主人の服を着て150円を盗んで逃走した。主人は娘2人と番頭を連れて砂糖会社招待の慰安旅行に出掛けて留守だった。

 写真入りの手配書10万枚が配られ、顔の特徴から「ホクロ少年」と呼ばれて各地で目撃されるたびに新聞で大騒ぎされながらも1ヶ月も逃亡して、7.21に満州国奉天市で捕まった。活動写真見物などに金を使って15円しか残っていなかった。この年の銀行員大卒初任給70円。

 少年は主人の従兄弟にあたり、父親が外地を渡り歩く写真師だったため満州国遼陽市で生まれた。父親は1年前に死亡、母親も4歳の時に死んでおり、継母とともに静岡県磐田郡の工場で働いていたが盗みのためクビとなり、2月からこの家で勤めることとなった。
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