女学生 家郷への報告書 美貌の留学生をめぐってアパートに描く桃色行状 読売新聞引用

1938年03月30日 (昭13)
こんどは不良女学生が警視庁の槍玉にあがつた 制服女学生十数名がアパートの一室に満洲国の一留学生を中心に情痴の世界をくりひろげてゐたものである、警視庁外事課亜細亜係で検挙し野方著に留置取調中の大連市外周水子南山金家屯一出身、中野区沼袋常磐寮止宿、法大専門部経済科ニ年生金倍宝が此桃色遊戯のリーダーで金の自供によると一昨年十一月新宿伊勢丹のスケート場で知り合つた豊島区西巣鴨千代田女子高等女学校生徒佐藤ゆり(19)仮名を誘つて夕食を共にしたり映画見物の末アパートに連れ込み自分に妻子あるのをかくして結婚すると同棲こそしないが夫婦同様の生活を続け、昨年三月杉並区堀ノ内女子経済専門学校付属女学校生徒瀬川時子(18)仮名を伊勢丹スケート場でスケートのコーチをしてやると誘惑し同十月四谷区左門町原初子(19)文化洋裁女学院生徒高山はな子(18)さらに本年一月昭和女子薬学生徒岡元某(19)いづれも仮名等とスケート場で知り合つて誘惑してゐたもので、誘惑された彼女らは時には三人一緒に金のアパートに泊るといふ無軌道ぶりに取調の中条警部も唖然としてゐる有様だ これ等の女学生の大半は下宿生活をしてゐるもので中には姉妹が金の毒牙にかゝつたものもある、外事課では取調終了を待つて金を本国に送還することになつてゐるが、同時に此れ等女学生達の父兄を呼んで警告を発することになつてゐる。

(読売新聞193803.30夕刊引用)
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