小学校教師が生徒を体罰で殺害

1941年02月25日 (昭16)
福岡県
死者:1人
福岡県筑紫郡の小学校で、教師(35)が5年生(12)の頭を竹鞭で叩いたが、生徒はそのまま倒れて1時間後に死亡、教師はすぐに逮捕された。授業中に同級生の席まで歩いていっていたずらをしたためカッとなって体罰を加えたもの。当初は宿題を忘れたので叱ったが態度が悪かったためと嘘の供述をしていた。学生時代は短距離選手として有名で、無口でおとなしい性格。この小学校の校長の甥だった。成績優秀な生徒で、中学入試合格のために日頃からとくに叱咤激励していたと自供。この生徒の妹(7)が2.22に病死して昨日に葬式を済ませたばかりのことだった。

 傷害致死で懲役3年を求刑されたが、6.13に福岡地裁は教育的熱情と改悛の情は認められると懲役1年6ヶ月の判決。控訴せずに確定。

県学務課長・談「懲罰の意味で児童をしばらくの間立たしておく程度の体罰を加えることは認められるが体を殴るというようなことは絶対にいけない、この旨は校長からも平素よく伝えてあったということである、熱心のあまりとはいえまことに遺憾なことで、同校には一応注意するつもりだ」(談話は福岡日日新聞引用)。

※戦前の学校では体罰が絶対禁止だったことについての解説はこちらをご覧ください。
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