14歳(満12~13歳)ら女学生9人が不純異性交遊や援助交際

1941年05月20日 (昭16)
東京都
東京市杉並区高円寺のピンポン倶楽部店で、女学生(14~18)7人、女学校卒業生(18)、喫茶店女給(17)ら女子9人が、1月に慶応、明治、日大ら大学生9人、中学生11人、会社員など男25人と知り合い、半年近く不埒な交際を続けていて男女全員逮捕された。女学生(18)は学校を休んで5日も大学生のアパートに泊まり、女学校1年生(14)ら5人は高円寺の帽子店経営者(60)や土地ブローカー(58)に小遣いをもらって何度も身をまかせるなど外泊を繰り返していたが、「お友達の家に泊まる」と嘘をついて両親も学校もまったく気づいていなかった。男女とも裕福な家庭の子女ばかり。警察への投書で発覚。

 村松翼賛会国民生活動員本部長談「(前略)その一つの問題に私は男女間の交際の基準の欠如ということをあげたい、新しい日本的な男女交際の作法、国民訓練の基準が、たてられていない所にあると思う、成程、男女交際は一般的には今なお禁止されている形になっているが実際はつきあっているというのが現状だ」  補導協会常務理事藤岡眞一郎氏談「不良化の第一歩は登校や帰宅の時間が区々になって来ることです、所定の時間に帰って来ぬ日が出始めたら、親達は十分気をつけて戴きたい、「友達のところへ泊った」と称して盛んに外泊したとのことですが、どうして親がその点をもっと注意して監督しなかったのでしょうか、年頃の娘が時々他所の家に泊まって来る…これに不審を抱かぬ親は余程暢気な親です(後略)」(談話は東京朝日新聞引用) 青少年専門の心理学者・青木誠四郎氏談「いままではともすれば常軌を逸しがちな甘い考えの娘たちを社会や親がきびしく監督することで辛うじて支えていたのだが、近ごろは忙しいのか自信を失ったのか社会も親も若い人たちを監督することがたしかにおろそかになっている」(読売新聞引用)
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