専門学校3年生(満19歳前後)5人ら「国民神風隊」が首相暗殺のため官邸襲撃

1945年08月15日 (昭20)
石川県
死者:1人
神奈川県横浜市で、東京警備軍横浜警備隊隊長の佐々木武雄大尉(40)が、首相を暗殺して降伏を阻止するため一個大隊を率いて上京しようとしたが、従ったのは一小隊のみで、川崎の軍需工場に勤労動員されていた後輩である横浜工業専門学校応用化学科3年生5人を加えて40人の「国民神風隊」を結成、深夜1時に自動車で出動、4時過ぎに首相官邸で機関銃を発砲してから押し入り重油をまいて放火、小石川区の首相私邸も放火し全焼させ、和平派と見られていた平沼騏一郎枢密院議長宅に放火して逃走した。首相は直前に避難して無事だった。

 正午の天皇玉音放送の後、夕方に憲兵隊に自首したが軍人は不問にされ、学生5人を含む民間人7人だけが警察に逮捕され、懲役5年の判決。1年半で釈放されたが、学生のひとりは獄中で病死している。首謀者の大尉は時効まで身を隠して逃げ切った。

 映画『日本のいちばん長い日』 と、半藤一利によるその原作本で、この事件は詳しく描かれています。
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