思春期少女の無軌道な性(青森) 毎日新聞引用

1952年01月22日 (昭27)
香川県
 青森県公衆衛生課が未成年者の妊娠中絶・分娩状況を調査した。県下で優生保護法による妊娠中絶者のうち十五歳が五名、十三歳一名、高校生程度の十六歳から十八歳までが四百名、うち高校生は二○%という数字が明らかにされた。この数字は昨年十月香川県下で発生した高中学生の四件の「妊娠中絶事件」を上まわり、とんだ少女達の乱脈な性生活ぶり。中学生の妊娠とは殊に性知識の欠如から普通三力月位で行うべき中絶を六、七カ月も経て行うため専門医の手にかかりながら○・二%が死亡、二・五%が重症という恐ろしい結果を判明した。
□ 北津軽郡M村、中学二年生A子(14)は昨年二月にわかに産気づき、驚いた家人にかくまわれて双生児を出産。母子とも健康で、この幼い母は中学校三年に通学している。両親はわが児が妊娠しているとは夢にも知らず、腹の異常な大きさに不審を抱きつつも深く追究しなかった。
□ 東津軽郡N村、中学三年生B子(13)は同居している親類の青年(21)と関係、昨年の暮に出産。母子共に元気。
□ B村の中学三年生C子(14)は両親と生別れ、祖母と同居し生活扶助で生活。一昨年秋から村の若者を家に通れ込んで関係をするようになり、祖母は若者達から五、六十円づつもらって黙認し、その間邪魔にならぬよう外出していた。C子は三カ月ばかり村の青年と同居したが、やがて男は「夫婦になるのはいやだ」と北海道に出かせぎに行ってしまい、最近ではC子も学校に通い、この三月には卒業する見込み。
□ P村のD子は一昨年、中学校在学中に分娩。妊娠五、六カ月目に判った家人は病気と偽って他村の親類へやり、そこで生まれた赤ん坊は他家に里子に出した。
□ Q町中学二年E子は再婚間もない義父に迫られ関係、身重になっていることが判り、五カ月で中絶。義父と母は離縁した。
□ 青森市某高校二年生F子(17)はクラスの男生徒と未来を約束して昨年夏妊娠した。驚いた双方の親達はまだ在学中であるとして中絶したが、男は「単なる遊び事ではない。近いうちに結婚する」といっているという。(毎日新聞1.22夕刊)
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